Tokのひとりごと日記 父の日
昨日は父の日。。
前にも書いたがわたしの父はもういない。。
そして娘にもいない。。
毎年、父の日が近づく度に、娘に父親のことをどう話そうかと胸が苦しくなる。
※Tokのひとりごと日記 父の日 父がいないをご覧下さい。
今年も娘に何か聞かれるのではないかと内心ハラハラしていた。
期末テストの勉強の傍ら、なぜか小さい頃のアルバムを開く娘は
そこに写っているはずのない父親を探していたのかもしれない。。。
顔も知らない、抱っこされた記憶もない父親に思いを馳せていたのか。。
わたしは特に体格がよい訳ではないけど、父親がそうするように
お馬さんになったり、肩ぐるまや抱っこしてぐるぐるまわる遊びをしてきた。
父親とするであろう遊びは思いつく限りやってきた。。
でも父親ではないのだ。。。
娘が幼稚園の頃。。「なんでおとうさんいないの?」
娘が小学校の頃。。「お父さんいないってやばくない?死んだの?離婚?」
子供は純粋で残酷だ。わたしの目の前でストレートに娘に質問するお友達がいた。
きっとわたしの目の届かないところでも同じようなことがあったに違いない。
「嫌な思いをさせてごめんね。。。」
申し訳ない気持ちで胸が張り裂けそうだった。。。
「最初からいないんだから知らない」娘は友達に答えていた。
考えてみれば、どなたか善い人と再婚して「おとうさん」と呼べる人が居たほうがよかったのかも知れない。。。
娘を育てる中でロマンスのひとつも持たないわたしは、そんな考えにすら至らなかった。
子供に与えられる最高の贈り物は、よき思い出だと思っている。。
わたしに出来ているのか いないのか。。。
娘はどう思っているんだろう。。。
。。。お昼時、「今日はお昼ご飯作ってあげるね」
期末テストの勉強中なのに、わざわざマフィンを焼いてくれた。。
野菜や入れたてのコーヒーも添えて、カフェのメニューみたい。。。
コーヒーの香り。。マフィンが焼ける香り。。この上ない幸せの香りだ。。
ありがとう。。わたしは、いつも娘から最高の贈り物を与えてもらっている。。。